どんな歯磨き剤を選ぶといいのでしょうか?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

〒560-0005 大阪府豊中市西緑丘1丁目1−31 Crice Nikko緑丘 3-Ⅰ 3階
0800-805-1180
WEB予約
ヘッダー画像

どんな歯磨き剤を選ぶといいのでしょうか?

どんな歯磨き剤を選ぶといいのでしょうか?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

Q.どんな歯磨き剤を選ぶといいのでしょうか?

A.ご自身の目的に合った物を選びましょう!

 

歯磨き剤は磨いているうちに泡だって磨いているところがわからなくなることから「歯磨きの邪魔をする」と考えられていた時代もありました。

しかし現在では、歯磨き剤にむし歯予防の効果の高い成分が含まれ、泡だちすぎない工夫や優しい研磨剤が採用されるなど、歯磨きには欠かすことのできない重要なアイテムのひとつです。

とはいえ、研磨剤がよくないケースなど、ご自身の状況に合っていない歯磨き剤を使うことでかえって口内環境を悪くすることもあります。

自分の現在の歯や口内環境に合わせて、適切な歯磨き剤を選ぶようにしましょう。

歯磨き剤には以下のような種類があります。

 

【むし歯予防】

高濃度のフッ化物が配合されている物がお薦めです。

フッ化物によって、再石灰化を促したり、プラークの中の細菌の活動を抑えたり、使い続けることで歯を丈夫にする効果も期待できます。

強すぎる研磨剤が入っている歯磨き剤によって、歯の表面のエナメル質を傷ついてしまい、知覚過敏になってしまうこともあるので注意してください。

 

【 歯周病予防】

炎症成分が入っていたり、血行促進作用がある物、殺菌力の高い物などがお薦めです。

 

【ホワイトニング】

こちらはホワイトニングというよりは着色汚れを落とす物で、歯本来の色を取り戻します。

専用の研磨剤や有効成分が着色汚れを浮かせて落とします。

「歯をしっかりと白くしたい」ということであればやはり歯科医院でのホワイトニングを検討してください。

 

【歯根部のケア】

歯周病や歯の磨きすぎで歯ぐきがやせて歯根が露出してしまった場合は研磨剤の入っていないジェルタイプがお薦めです。

優しく磨きましょう。また、歯根はむし歯になりやすいので高濃度のフッ化物が入っている物を選びましょう。

 

また、歯磨き剤は最後のすすぎ方がポイントです。

フッ化物が配合された歯磨き剤を使う場合、水の量は少量で1回だけすすぎます。

そうすることでフッ化物がお口の中にとどまりやすく、歯が再石灰化され、強化されます。

それでもしっかりすすぎたいという方には、ダブルブラッシング法をお勧めします。

いつもの歯磨きの後、1回目はしっかりとすすぎます。

その後2回目には、高濃度のフッ化物が配合されたジェルタイプの歯磨き剤を用います。

イメージとして歯を磨くというよりはジェルを塗り込み、隅々まで行きわたらせるイメージです。

最後に同様に少量の水で約5秒間、1回だけすすぎます。

もしくは余ったジェルだけ吐き出します。

このように歯磨き剤はしっかりと目的をもって使えばかなり有効性は増しますが、電動歯ブラシでは研磨剤入りの歯磨き剤は避けた方がよいでしょう。

詳しくは電動歯ブラシの説明書を読んでいただければと思うのですが、どのメーカーも研磨剤入りの歯磨き剤はお薦めしていません。

電動歯ブラシをお使いの方はご注意ください。

どの歯磨き剤を選ぶべきかわからないときは、歯科医に相談しましょう。

歯磨きは毎日行うものです。

適切な歯磨き剤の使用方法を知ることで、セルフケアの質を高めましょう。

 

 

 

pagetop