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新年あけましておめでとうございます。
2026年も、皆さまにとって健康で笑顔あふれる一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて、新しい年の始まりは、生活や健康を見直す絶好のチャンスです。
「今年こそ運動を始めよう」「食生活を整えよう」など、健康に関する目標を立てた方も多いのではないでしょうか?
その中に、“口の健康”は入っていますか?
実は、口腔ケア(こうくうケア)を意識して始めることは、全身の健康を守ることにもつながる大切な一歩です。
今回は、「歯を守る一年にする」ためのポイントを、予防歯科の視点からご紹介していきます。
なぜ「口腔ケア」が大切なのか?
口の中の健康は、歯だけに限られた話ではありません。
虫歯や歯周病はもちろん、口臭、かみ合わせ、発音、栄養摂取、さらには認知症や糖尿病、心疾患などの全身疾患とも深く関係しています。
つまり、口の健康を守ることは「生活の質(QOL)」を守ること。
そしてそれは、毎日のセルフケアだけでなく、歯科医院での「定期健診」や「予防処置」を通じて守っていくものです。
日本では「痛くなってから歯医者」が主流?
実は、日本人の多くは「歯が痛くなってから歯科を受診する」傾向があります。
しかし、虫歯も歯周病も、痛みが出たときにはすでにかなり進行している状態。
特に歯周病は「静かなる病気」とも呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま歯を失ってしまうこともあります。
一方、欧米諸国では歯の定期健診を受けることが当たり前になっており、80歳を超えても多くの歯を残している方がたくさんいます。
今年こそ、「予防のための歯科通院」を生活の中に取り入れてみませんか?
定期健診でできること
歯科医院での定期健診では、次のようなことを行います:
◆ 虫歯や歯周病の早期発見
初期段階では痛みがなくても、歯科医師が専門的にチェックすることで小さな異変に気づくことができます。
◆ 歯石除去・クリーニング(PMTC)
日々の歯磨きでは取りきれない**歯石やバイオフィルム(細菌の膜)**を専門的な器具でしっかり除去します。
◆ ブラッシング指導
歯並びや年齢によって、磨き残しやすい部分は異なります。自分に合った磨き方を歯科衛生士が丁寧に指導します。
◆ フッ素塗布・再石灰化ケア
フッ素を歯の表面に塗ることで、虫歯に強い歯質に強化することができます(特にお子さんや高齢者におすすめ)。
「今年から始める」3つの口腔ケア習慣
2026年を歯と口の健康を守る年にするために、今日から始められる習慣を3つご紹介します。
① 年に3〜4回、歯科医院の定期健診を受ける
1年に1回の健康診断は受ける方が多いですが、歯科の定期健診は“最低でも年2回”、理想は3〜4回が推奨されています。
歯石は3ヶ月ほどで再びたまり始めるため、3ヶ月ごとのチェックとクリーニングが最も効果的です。
「3ヶ月ごとに歯医者さんへ行く」という習慣は、歯を失うリスクを大きく下げるという研究データもあります。
② 毎日のセルフケアを“習慣化”する
忙しい毎日の中でも、次のようなセルフケアを習慣にすることで、歯の健康を長く保つことができます。
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歯磨きは1日2回以上、就寝前は必ず
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デンタルフロスや歯間ブラシを使う
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歯磨き粉はフッ素入り(1000ppm以上)
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ガムやうがいで唾液を促す
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だらだら食べを控える
地道なケアの積み重ねが、将来の歯の本数に直結します。
③ 家族みんなで「予防」の意識を持つ
口腔ケアは、自分だけでなく家族全体で取り組むことでより効果的です。
お子さんの虫歯予防には親御さんのケア意識が影響しますし、高齢の家族にとっても、口腔内の清掃は誤嚥性肺炎や栄養摂取に関わる重要なテーマです。
「今年は家族みんなで歯医者へ定期健診に行く」そんな目標を立てるのも素敵ですね。
最後に:歯は一生のパートナー
人間の歯は、一度削ったり抜いたりすると、元には戻りません。
どんなに良い詰め物や入れ歯、インプラントであっても、“自分の歯”に勝るものはないのです。
2026年を、「治療のための歯医者通い」から「健康を守るための予防通院」に変えてみませんか?
私たちエンパシーデンタルクリニックも、皆さまの健康な歯と笑顔を守るパートナーとして、今年も全力でサポートいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。





