インプラントって一生もの?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

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インプラントって一生もの?

インプラントって一生もの?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

インプラントって一生モノ?その疑問にお答えします!

今日は患者さんからよくいただく質問にお答えしたいと思います。

「インプラントって高いし、手術もしたんだから、一生使えるんですよね?」

実はこの質問、とても多くの方から聞かれます。

正直にお伝えすると……

残念ながら、インプラントが一生持つとは限りません。

インプラントは「人工物」である以上、経年劣化やトラブルによって、いつかは再治療が必要になることもあるんです。


インプラントの構造ってどうなってるの?

インプラントは主に3つのパーツからできています。

  1. フィクスチャー(人工歯根):骨に埋め込む部分

  2. アバットメント:土台となる連結部分

  3. 上部構造(人工の歯)

この中でも、「フィクスチャー」が一番重要で、やり直すのが大変なパーツ。

もし折れたり、外れてしまった場合は、骨の状態によっては再手術が必要になることもあります。

もちろん、時間も費用もかかるので、なるべく避けたいですよね。


フィクスチャーがダメになる原因とは?

大きな原因のひとつは、インプラントに強い力がかかり続けることです。

例えば…

  • 歯ぎしり・くいしばり

  • 噛み合わせの不具合

などが当てはまります。


実は「安全装置」があるって知ってました?

インプラントには、強すぎる力を逃がすために「中のネジ(スクリュー)」があえて緩むように設計されています。

もしフィクスチャーが壊れる前にネジが緩んで「インプラントがぐらぐらする」という現象があれば、それはトラブルのサイン

この状態を繰り返すと、ネジ自体が摩耗してくることもあり、定期的な交換が必要になる場合もあります。


トラブルを防ぐためにできること

大切なのは、インプラントに過剰な力をかけないこと

そのためには、

  • 噛み合わせの調整

  • 歯ぎしり・食いしばりを防ぐマウスピースの使用

  • 定期的な歯科でのチェック

などの予防対策がとても大切です。


インプラントを長持ちさせるために

せっかく高額な治療を受けていただいたインプラント。

できるだけ長く使っていただくためにも、日頃のケアや定期的なメンテナンスが欠かせません

何か違和感を感じたときは、早めにご相談くださいね。

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