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「インプラントの手術って痛いんでしょ?」
「金属を骨に入れるなんて、やっぱり怖い…」
インプラント治療を迷っていませんか?
今回は、インプラント手術に対する「痛み」と「怖さ」について、わかりやすく解説します。
インプラント手術は“思ったほど痛くない”
まず、多くの方が気になる「手術の痛み」についてです。
インプラント手術では、必ず局所麻酔を使います。
これは歯を抜くときと同じです。
麻酔が効いている間は、切開やドリルによる刺激を感じることはほとんどありません。
✅【よくある感想】
「抜歯のときと変わらないくらい。音は気になったけど、痛くなかった」
「手術中よりも、麻酔の注射のほうが痛かったかも…」
つまり、「手術=激痛」というイメージは、ほとんど誤解です。
手術後は少し痛むけど、ほとんどの人は「我慢できる程度」
術後はどうでしょうか?
確かに、インプラントを入れたあとは、腫れや鈍い痛みが数日間続くことがあります。
これは体が傷を修復しようとする自然な反応です。
痛み止め(鎮痛薬)が処方されますので、ほとんどの患者さんが痛み止めで対応できたとおっしゃっています。
✅【回復の目安】
● 1〜2日目:やや痛み・腫れあり
● 3日目以降:徐々に落ち着いてくる
● 1週間前後:通常の生活に戻る人が多い
正しい処置とケアで、ほとんどの患者さんは無事に回復しますのでご安心ください。
「怖さ」は不安から生まれる
痛みの次に多いのが、「手術自体が怖い」という声です。
これは当然の感情です。
でも、その多くは「よくわからないから怖い」という漠然とした不安です。
その不安は、以下の方法で軽くできます。
✅ ① 事前の説明をしっかり受ける
不安な点は遠慮せずに質問し、納得してから治療を受けましょう。
✅ ② 痛みや不安を減らす方法もある
どうしても不安が強い場合は、以下のような「痛みや緊張を和らげる方法」も使えます。
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笑気麻酔:リラックス作用があり、緊張をやわらげます
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静脈内鎮静法:点滴で“うとうとした状態”で手術を受けられる方法
上記が対応している医院かどうか、事前に相談しておきましょう。
「思ったより楽だった」が多数派!
実際にインプラント手術を受けた人の多くが、「思っていたより楽だった」と話しています。
🗣️「歯を抜くより簡単だった」
🗣️「想像してた“手術”とは違って、すぐ終わった」
🗣️「不安だったけど、先生やスタッフが優しくて安心できた」
不安を完全になくすことは難しくても、準備や環境次第で安心して受けられる治療であることがわかります。
手術より大事なのは「その後のケア」
「インプラントは入れて終わりではない」ので、手術の成功だけでなく、その後のケアがインプラントを長持ちさせるカギになります。
✅ 術後のケアのポイント
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正しいブラッシング習慣をつける
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歯科医院での定期的なメンテナンスを受ける
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噛み合わせ・歯ぎしりのチェック
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タバコを控える(喫煙は治癒を遅らせます)
こうしたケアを続けることで、インプラントは10年、20年としっかり使い続けることができます。
まとめ
インプラント手術に対する「痛み」「怖さ」は、正しい知識と準備でぐっと軽減できます。
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麻酔で手術中の痛みはほぼなし
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術後も痛み止めでコントロール可能
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不安が強い人には鎮静法などの選択肢もあり
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経験者の多くは「思ったより楽」と感じている
そして何よりも大切なのは、「不安なことを我慢せずに相談すること」です。
信頼できる歯科医院で安心・安全なインプラント治療を進めていきましょう。