Q.プラークを放っておくと、どうなるんですか?
A.毒素を出し、歯と歯ぐきを破壊してしまいます。
以前の投稿“プラークってよく耳にしますがなんですか?”でプラークはただの汚れではなく、「細菌のマンション」
であるとお伝えしました。
プラーク内の細菌は酸や毒素を出し、歯や歯と歯ぐきの間の細胞を破壊します。
歯が溶かされるとむし歯になりますし、歯と歯ぐきの間で毒素が炎症を起こすと歯周病になります。
細菌のすみかであるプラークが歯につかないように、ついたプラークを徹底的に除去しましょう。
まずは、お家でできるケアとして、毎日の歯磨きを習慣づけましょう。
①歯磨きをする回数、②いつするか、③きちんと狙ったところにあたっているかどうか、④補助器具を使えているかどうか、など重要な項目がいくつかあります。
歯磨きをしていても、汚れがとれていないのではもったいないですよね。
また、歯ブラシのみだとプラークの除去率は歯全体の60%と言われており、どんなに丁寧に磨いても歯ブラシが届かない部分にプラークは残ってしまいます。
そこで重要なのがデンタルフロスや歯間ブラシの使用です。
歯ブラシでは掃除しきれなかった歯と歯の隙間のプラーク除去などに効果的です。
プラーク自体はなかなか目で見てもはっきりとわかりません。
ご自身の磨き残しや癖を知りたい場合は、プラークテスターと呼ばれるプラークをを染め出しして濃いピンク色にするアイテムを使用するのもいいでしょう。
歯科医院でも使用されているアイテムですのでお薦めです。
錠剤や液体などいろいろなタイプがあり、薬局などで簡単に購入することができます。
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