人生100年時代に歯は大丈夫?|エンパシーデンタルクリニック|少路駅千里中央地区ロマンチック街道の歯科医院

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人生100年時代に歯は大丈夫?

人生100年時代に歯は大丈夫?|エンパシーデンタルクリニック|少路駅千里中央地区ロマンチック街道の歯科医院

エンパシーデンタルクリニック 院長 魚田真弘です。

当院は2022年5月に開業しました。現在ではお陰様でたくさんの患者様に来ていただいております。

 

私は開業する前に一冊の本を自費出版しております。

「人生 100 年時代 歯を長持ちさせる鉄則」

この本を出版した目的は

「もっとたくさんの人に歯のことお口のことを知ってもらいたい」

「知らず知らずのうちに悪くなるという恐怖を少しでもなくしたい」

です。

 

Amazonでも販売しておりますので、すでに本書を手にとっていただいた方の中には、日常生活でお口の健康に不安を抱えている方や歯に興味をお持ちの方など、十人十色だと思いますが、はじめに、私がこの書籍を出版した背景として、私たちの人生の長寿化と歯を取り巻く環境からお伝えしたいと思います。

まず、人生の長寿化についてですが、厚生労働省によると 2019 年の男性の平均年齢は 81.4 歳、女性の平均年齢は87.5 歳と、日本は世界を見ても群を抜いています。また、世界的にも有名なベストセラー『LIFE SHIFT - 100 年時代の人生戦略』リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著(東洋経済新報社)によれば、2050 年までに日本の100歳以上の人口は100万人を突破すると言われており、日本は世界有数の超高齢社会と言っても過言ではありません。

一方で、歯の寿命はどうでしょうか。なんと、6歳に生えてくる奥歯の平均寿命は 51 歳。一番長生きすると言われる犬歯でも 60 歳となっているのです(2016 年歯科疾患実態調査)。歯の寿命も年々延びているとはいえ、考えてみれば、からだの寿命との差は 40 年もある計算になります。
これが、裏表紙にもあるように、「100 – 60 = 40」に込めた意味です。

では、この「空白の 40 年」の生活をイメージすると、いったいどうなるでしょうか。

高齢者と呼ばれる年齢になると大半の方は何本かの歯を失っており、失った歯を補う治療をされます。そして治療をする度に、さらに歯を失って硬い物や歯応えのある物を制限しなければならなくなります。

年齢を重ねるごとに、どうしても食べたい物が食べられなくなってしまう……。
歯を大切にしてきた友人と同じ物が食べづらくなり、段々と人付き合いを遠慮するようになり、気分が沈みがちになっていく……。
長生きできるようになっても、食べたい物が思うように食べられず、食べる楽しみが半減し、家に引きこもりがちになり、そして自信がなくなってしまう……。
こう考えただけでも、少し気分が沈んでしまうのは、私だけではないと思います。
本書は、この「人生 100 年 – 歯の寿命 60 年」の差をいかに埋めるかを考え抜き、歯の寿命 100 歳を実現するために、みなさまにぜひ知ってほしい知識を惜しみなくお伝えする一冊です。 

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