子どもがケガをして歯が欠けました。永久歯が生えるから待っていてよい?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

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子どもがケガをして歯が欠けました。永久歯が生えるから待っていてよい?

子どもがケガをして歯が欠けました。永久歯が生えるから待っていてよい?|豊中市の歯医者・矯正歯科|エンパシーデンタルクリニック

Q.子どもがケガをして歯が欠けました。永久歯が生えるから待っていてよい?

A.乳歯が抜けると永久歯に影響するので、すぐに歯科医院を受診しましょう!

 

子どもにとって、ケガは避けられないものです。

特に活発な子どもほど、転んだり、ぶつかったりすることが多く、その中でも歯のケガは特に心配です。

歯に関するケガは、見た目には軽傷に思えても、放置すると後で大きな問題を引き起こす可能性があるため、早期の対応がとても重要です。

歯のケガの主な原因

歯に関するケガで最も多い原因は、やはり転倒です。

子どもが歩いたり走ったりしている時、特に転ぶことが多く、その結果として歯にダメージを受けることがあります。

特に、乳歯や永久歯の中でも上顎の前歯が最もケガを受けやすい部位です。

これは、上顎の前歯が顔の中心にあり、転倒時に最初に地面に接触する可能性が高いからです。

また、出っ歯の子どもは特に歯をケガしやすい傾向があります。

出っ歯の子どもは、転倒した際に歯が地面に直撃することが多く、その結果として歯が折れたり欠けたりするリスクが高くなるのです。

出血や痛みがない場合も注意

歯のケガがあった場合、通常は欠けてしまったり、血が出たりすることがあります。

この場合、多くの方はすぐに歯科医院を受診されます。しかし、出血や痛みがない場合でも注意が必要です。

外見では問題がないように見えても、実は歯の根っこの部分や歯周組織がダメージを受けていることがあるためです。

痛みが出るのはケガをしてから時間が経過してからということもよくあります。

特に、歯髄(歯の神経)が傷ついてしまっている場合、時間が経ってから痛みが現れることがあります。

また、歯が内部でダメージを受けている場合、歯髄が死んでしまうことがあるため、痛みがなくても放置しないことが大切です。

歯が抜けたり、歯の位置がずれた場合

転倒などの衝撃で歯が骨にめり込んだり、抜けかけたりすることがあります。

この場合、目で見ただけでは歯が元の位置に戻っているかどうかはわかりません。

特に、永久歯の場合は歯にかかる力が強く、歯の位置がずれたり、歯が抜けかけることもあります。

これを放置すると、永久歯に悪影響を与える可能性があるため、すぐに歯科医院で適切な処置を受けることが非常に重要です。

歯が抜けてしまった場合でも、焦らずに歯科医院に行くことが大切です。

歯が抜けても、速やかに歯科医院で治療を受けることで、元に戻すことができる可能性があります。

特に、乳歯が抜けてもそのまま放置するのは危険です。乳歯が抜けることによって、永久歯に影響が出る可能性があるため、注意しなければなりません。

乳歯が抜けても放置しないこと

「乳歯が抜けても、後から永久歯が生えてくるから大丈夫」と考えてそのままにしてしまうことがありますが、これは大きな誤解です。

実は、乳歯が抜けてしまうことが永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。

乳歯は、永久歯が生えるスペースを確保する重要な役割を果たしているため、その位置や状態が重要です。

乳歯が抜けてしまった場合、近くの歯科医院に相談し、今後のケア方法についてアドバイスを受けることが大切です。

もし、乳歯が抜けたことによって永久歯に問題が生じる場合は、適切な対応を早期に行うことが、後の治療の負担を減らすことになります。

永久歯が抜けた場合の対応方法

不幸にも永久歯が抜けてしまった場合は、時間との勝負です。

永久歯が抜けた場合、速やかに処置を行うことで元に戻すことができる可能性が高くなります。

治療の成功率は、抜けてから3時間以内に処置をすることが最も高いとされています。

このため、永久歯が抜けた場合、すぐに歯科医院に駆けつけることが非常に重要です。

抜けた永久歯を乾燥させないようにするため、ラップなどで包み、牛乳や「歯牙保存液」「生理食塩水」などに漬けて保存します。

水道水に浸けるのはNGです。

水道水には塩素が含まれており、歯を傷つける可能性があるからです。

乾燥を防ぐため、できるだけ早く歯科医院に向かい、適切な処置を受けましょう。

歯が折れた場合の対処法

歯が折れたり欠けたりした場合も、速やかに歯科医院を受診することが大切です。

牛乳などで乾燥を防ぎながら、折れた部分を持って歯科医院に行き、治療を受けることが重要です。

時間が経つと、痛みが強まったり、歯の状態が悪化することがあるため、早期の受診をお勧めします。

まとめ

子どもの歯に関するケガは、日常生活の中でよくあるものですが、ケガの程度に関係なく早期の対応が重要です。

出血や痛みがない場合でも、歯の内部にダメージが及んでいることがあるため、自己判断せずに歯科医院を受診することをお勧めします。

また、乳歯や永久歯が抜けたり、歯が骨にめり込んだりした場合も、早期に適切な処置を受けることで、後の治療が楽になります。

歯に関するトラブルが発生した際には、すぐに歯科医院を受診し、専門的な処置を受けるようにしましょう。

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