歯がぐらぐらしてるけど抜けない…いつ受診するべき?|豊中市の歯医者・矯正歯科|豊中エンパシーデンタルクリニック

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歯がぐらぐらしてるけど抜けない…いつ受診するべき?

歯がぐらぐらしてるけど抜けない…いつ受診するべき?|豊中市の歯医者・矯正歯科|豊中エンパシーデンタルクリニック

お子さまの乳歯がぐらぐらし始めると、「そろそろ抜けるかな?」と期待しつつも、なかなか抜けずに心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。

「ぐらぐらしているのに抜けないのは正常?」「抜けないままだとどうなるの?」「いつ歯医者に相談すればいい?」など疑問が尽きませんよね。

今回はそんなお悩みにお答えして、

  • 乳歯がぐらぐらする理由

  • 抜けるタイミングと個人差

  • ぐらぐらしても抜けないときの原因

  • 歯科受診のタイミングと治療法

について、わかりやすく解説します。


1.乳歯がぐらぐらするのはどうして?

まずは、乳歯がぐらぐらするメカニズムを理解しましょう。

乳歯は、やがて永久歯に生え変わるために、下にある永久歯の芽(歯胚)が成長して押し上げることで、乳歯の根っこが吸収されて徐々に短くなっていきます。

これが乳歯の根吸収(こんきゅうしゅう)と呼ばれる現象です。

根が短くなると乳歯の歯ぐきとの接着が弱くなり、ぐらつきが出てきます。

やがて乳歯は自然に抜け落ち、永久歯が生えてきます。


乳歯の生え変わり時期の目安

一般的な乳歯の生え変わり時期は以下の通りです:

歯の種類 抜け始める年齢の目安
下の前歯(中切歯) 6~7歳
上の前歯(中切歯) 7~8歳
下の側切歯 7~8歳
上の側切歯 8~9歳
第一大臼歯 9~11歳
犬歯 9~12歳
第二大臼歯 10~12歳

ただし個人差は大きく、5歳ごろから始まる子もいれば、9歳を過ぎてから抜け始める子もいます。


2.ぐらぐらしても抜けないのは正常?

ぐらぐらし始めてから抜けるまでには、数日から数か月かかることもあり、ある程度の期間抜けずに残ることは珍しくありません。

ぐらぐらの期間が長くても、根がしっかり吸収されていれば自然に抜けるので、慌てる必要はありません。

しかし、以下のようなケースは注意が必要です。


こんな場合は歯科受診を考えてください

  • ぐらぐらしているのに半年以上抜けない

  • 乳歯がぐらつくのに永久歯が見えてこない

  • ぐらついている乳歯の周りが腫れている、痛みがある

  • ぐらつく歯が多く、一部の歯が正常に生え変わっていない

  • 永久歯が乳歯の後ろから生えてきて、歯並びが乱れている

これらは、抜けるべき乳歯の根が吸収されていなかったり、永久歯の位置異常、炎症、歯並びのトラブルの可能性があるため、歯科医院で検査することをおすすめします。


3.ぐらぐらして抜けない原因は?

ぐらぐらしているのに乳歯が抜けない原因は、主に次のようなものがあります。


① 永久歯の萌出遅延

永久歯がまだ生えてこず、乳歯の根の吸収が進んでいない場合があります。レントゲンで確認が必要です。


② 永久歯の生え方の問題

永久歯が乳歯の真下に正しく生えてこず、横や後ろから生えてくる状態もあります。

この場合、乳歯がぐらつくものの抜けず、永久歯が歯列からはみ出して生えてきてしまいます。


③ 歯根が完全に吸収されていない

乳歯の根が完全に吸収されていないために歯がしっかり固定され、ぐらついてはいるが抜けにくい状態です。


④ 歯周炎や炎症

歯ぐきの周囲に炎症や膿がたまると、ぐらぐらしやすくなるものの、痛みや腫れが続く場合は早めの治療が必要です。


4.受診するとどんな検査をする?

歯科医院での診察では、

  • 口の中の視診

  • ぐらつきの程度や歯周組織の状態の確認

  • レントゲン(パノラマ・デンタル)で永久歯の位置や根の状態を確認

が行われます。

これにより、

  • 永久歯があるか

  • 永久歯の位置は正常か

  • 乳歯の根の吸収は進んでいるか

  • 歯ぐきに炎症はないか

が判断できます。


5.治療や対応方法は?

受診結果により対応は異なりますが、主な治療例を紹介します。


乳歯の自然脱落を待つ

根吸収が進んでいる場合は、無理に抜かずに自然に抜けるのを待ちます。


抜歯をする

根の吸収が進まず、永久歯の生え方に問題がある場合は、乳歯を抜歯してスペースを確保し、永久歯の正常な萌出を促します。


矯正治療で永久歯の誘導・歯列の調整

永久歯が正しい位置に生えるように矯正装置で誘導したり、歯並びを整えます。


 炎症の治療

歯周炎や膿がある場合は、抗生物質や歯周処置で炎症を抑えます。


6.保護者の方ができること

  • ぐらぐらし始めた乳歯は無理に抜かず、自然に任せる

  • 乳歯の周囲を清潔に保ち、歯磨きを丁寧に行う

  • 永久歯の萌出をよく観察し、左右の差に注意する

  • ぐらついて長く抜けない場合や痛み・腫れがある場合は早めに歯科へ相談する


7.まとめ

乳歯がぐらぐらし始めても、すぐに抜けるとは限らず、数週間から数か月かかることは珍しくありません。

ただし、

  • ぐらぐらしているのに半年以上抜けない

  • 永久歯が見えないのに乳歯が抜けない

  • 永久歯が乳歯の後ろから生えてきている

  • 歯ぐきに痛みや腫れがある

といった場合は、早めの歯科受診が必要です。

適切な診断と処置により、お子さまの快適な生え変わりと健康な歯並びをサポートしましょう。

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