院長とは
ストーリー
幼少期から父が歯科医師だったこともあり、歯科になじみはありました。幼稚園や小学校の時は父の病院に遊びに行ったことを覚えています。そのころからかっこいい父の後姿を見て漠然と「父の跡を継いで歯医者になる」と想像していました。
中学受験を頑張った後は中、高、大学とテニスに打ち込み、団体戦を通して「チームワーク」を学びました。また「何かを成し遂げるためのストイックさ」もこの頃に培われたと思います。
大学卒業後は大学院に進学し、義歯をメインに勉強しました。この頃、部分入れ歯や総入れ歯の患者様をたくさん拝見し、後の価値観「入れ歯にならない為にはどうすればいいのか」が培われました。
大学院卒業後はバイト先の小室歯科ミオ診療所に入職しました。小室歯科の理事長はとにかく人柄が素敵で、駆け出しのドクターにも上からではなく同じ目線で話してくれ、勤務医たちから「この人のために働こう」と絶大な信頼を得ていました。当院の理念「喜ばれることに喜びを」も小室理事長より頂いたものになります。経営者として、教育者としての接し方を教えていただきました。
いよいよ開業という時に当院の屋号をエンパシーデンタルクリニックとしました。「エンパシー」とは「他社と同じ目線に立って感情を共有する」という意味です。よくシンパシーと混同されるのですが、シンパシーは対面型です。相手の立場に立って同じ方向を向いて一緒に歩んでいく「エンパシー」に対して、向かい合って同情や共感をするのが「シンパシー」です。私は患者様のそばに寄り添い、一緒の方向を向いて歩んでいきたいと思い「エンパシーデンタルクリニック」としました。
院長の性格
自分でも成長意欲は高い方だと思います。また、治療して喜んでもらえると患者様からこちらもエネルギーをいただけます。
大学院では高齢者歯科を専門にしていたのですが、実は子供好きでたまにある小児の治療では思わず声のトーンが上がってしまいます。
最近は2週間に1回ほど、診療後、母校阪大歯学部テニス部にテニスの指導に出向いています。ここでもかみ砕いて教えることで意図を理解してくれやすく、その結果上達する瞬間を目の当たりにするとやりがいを感じます。
院長の家族構成
同級生で矯正歯科医師の妻と10歳の長男、7歳の長女がおります。休日前はウイスキーバーに一人で行ったりしてます。お酒を飲んでも次の朝から子供たちと元気に遊んでます!家族みんなアウトドア派なので2週間に一回はどこかに出かけます。最近はデイキャンプセットを購入しました。
患者様に大切にしている事
ほぼすべての方に「どうしてこうなったのか(原因)」「このままだとどうなってしまうのか(放置した未来)」「どうなりたいか(希望する未来)」の話を差し上げています。できるだけわかりやすい言葉でお伝えし、未来をイメージしてもらうことで安心して通ってもらい、最終的には患者様の人生にいい影響があればと思っています。
また、患者様の希望や価値観(早く終わりたい・ちゃんと直して長持ちさせたい・友達と気兼ねなく食事がしたい)にそった治療プランを提案するのが得意です。わかりやすいとのお声を多数いただいております。自分たちはお口のプロフェッショナルだと思っていますので「エンパシー」を持って患者様にわかりやすくお伝えし、伝わっているかを確認しながら一緒にゴールを目指していければと思います。
治療へのこだわり
自費補綴の接着にこだわりを持っています。自費診療は医院ごとに内容・金額を設定できます。素晴らしい被せ物を入れても歯としっかり接着していなければまた虫歯になってしまいます。当院では「限りなく理想的な歯の状態を再現する」をコンセプトにラバーダム防湿を徹底して行い、同じ補綴でも最大限接着力が高くなり、長期安定性が獲得できるようこだわっております。
無理に自費診療をお勧めするものではございません。患者様がその治療方法を選択した際に後悔しないよう情報をお伝えするのが我々プロフェッショナルの仕事だと思っています。保険診療でもしっかりと妥協せず治療していきます。
また、大学院時代は大阪大学歯学部付属病院の咀嚼補綴科に5年間在籍していました。義歯については一通り対応できますのでお気軽にお問い合わせください。「今の入れ歯が噛みにくい」と言われて来院された患者様の入れ歯調整をした結果「とても噛みやすくなって硬いものも痛くなく食べられる」と喜んでもらえるのが嬉しいです。